散歩の途中
ご近所を散歩しているとやはり春を感じられます。梅の花が咲いていました。風はまだまだ冷たいですが、季節は確実に変化しています。
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ご近所を散歩しているとやはり春を感じられます。梅の花が咲いていました。風はまだまだ冷たいですが、季節は確実に変化しています。
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ロリータ
著者:ウラジミール・ナボコフ
訳者:若島 正
出版社:新潮社(文庫)
価格:857円+税
購入→bk1/Amazon/楽天ブックス
“ロリータ”という作品を考えると、どうしても“ロリコン”という言葉を連想してしまう。実際“ロリコン”とは“ロリータ・コンプレックス”の略である訳なので、当然ながら関係性は深いと思うし、語源ともなっているのだろうと思う。そういった意味で、本作品を「いやらしい中年男が少女性愛に耽溺するエロ小説」と思いこんでいる人も多いのではないだろうか。実を言うと私もそうだった。もちろん、昨今のロリコン小説(という呼称は不適切かもしれないが、いわゆる幼女・少女を性の対象とした作品)のような露骨なエロ小説とは違うとは思っていたが、実際に読んでみると意外にノーマルな作品であると感じた。
訳者のあとがきに、読者ごとにそれぞれの読み方ができる作品であることが書かれている。この趣旨に従って、私なりにロリータを読解してみよう。
私が感じたロリータという作品は、ハードボイルド小説である。一人称の視点で描かれる少女ロリータに翻弄される男。ハードボイルドというよりはノワールだろうか。ひとりの少女ロリータは、男(ハンバート・ハンバート)にとってのファム・ファタール、まさに運命の女だ。ロリータに翻弄され、ついには殺人まで犯し、拘留中に冠状動脈血栓症で死を迎えてしまう。ノワール小説の要素は十分に持っているのではないだろうか。
訳者は、ロリータという作品を何度も読み返せる作品とも評している。再読のための注釈も豊富に掲載してあり、繰り返し読みたいという気にさせる。次回読み返したときに、作品がまた違った面を見せてくれるだろうか。少し楽しみである。
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今日はお母さんがお出かけしていて留守でした。お留守番は本当にさびしいよぉ〜
つい今さっき、もうすぐ帰るって電話があったよ!早く迎えに行きたくて、玄関で催促です。
さぁ迎えに行こう!
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JR内房線がSLを走らせるという。せっかく地元で走るんだから、話の種に見に行かなければならん、という訳で行ってきました。
SLは、JR内房線木更津駅を出発し、館山駅まで走るということで、始発駅の木更津駅に向かいます。SLの木更津駅発はAM9:20。私が木更津駅に到着したのがAM9:10。まずは駅の表をパチリと1枚。この時点で、ホームがあんな騒ぎになっているとは・・・
いや、メッタにないイベントですからね、人はたくさん集まっていると思いましたよ。でも、ここまでの人だかりは予想以上。誰か線路に落ちるんじゃないかと期待、じゃない心配しちゃいました。
旅といえば駅弁ということで、特設の駅弁売り場も出ていました。私が見る限りでは誰も買ってませんでしたけど。お弁当の種類は地元木更津の名産あさりをつかったあさり弁当と木更津駅の名物バーベキュー弁当です。どっちもうまそうでした。
さて、肝心のSLですが、やはり生で見ると迫力がありますね。SLは、思っていたよりは小さかったのですが、汽笛の音、発車時の蒸気が溢れるシューッという音、どれをとっても電車では味わうことのない足下から響くような迫力で、近くにいた小さい子供は喜ぶどころか怯えておりました。
定刻通りSLが出発した後は駅の外に出るまでが一苦労。大きな混乱はありませんでしたが、人ごみを抜けるだけで疲れちゃいました。
木更津駅を出て、少し海の方に歩きました。港まで行ってみると、天気が良かったので富士山がよく見えました。
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木村カエラの3rdアルバム“Scratch”を買う。
木村カエラ。実は最近のお気に入りである。特に理由はないんだが、曲が妙に耳にここちよいんである。彼女の声が気に入っているということもある。
今回のアルバムには、CMソングとして既に耳覚えのある曲が多いみたい。早速iPodに取り込んで、しばらくは通勤時にヘビーローテーションで聴くことになるでしょう。
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奇跡の自転車
著者:ロン・マクラーティ
訳者:森田義信
出版社:新潮社
価格:2,600円+税
購入→bk1/Amazon/奇跡の自転車
スミシー・アイランドは43歳の独身男。体重126キロの彼は、兵隊フィギュアの製品管理の仕事をしている。酒とたばことジャンクフードにまみれた日々に変化が起きたのは8月のある日。彼の両親が乗ったフォード・ワゴンが事故を起こしたのだ。両親は死亡し、スミシーは悲しみにくれる。そして、彼は父宛にロサンジェルス市保健衛生局から届いた手紙を開封する。そこには、姉ベサニーがロスで死亡していたことが記されていた。両親と姉を失ったスミシー。彼は、家のガレージで少年時代の自転車を発見する。ガソリン・スタンドで空気の抜けたタイヤを修理したスミシーは、そのまま姉の亡骸を引き取るためロスを目指すことにする。そう、自転車でアメリカ大陸を横断するのだ。それは、彼にとって家族との思い出を確認し、大切な何かを探すための旅だった。
物語の前半はなかなかストーリーに乗り切れずにいたのだが、スミシーの自転車の旅が進行するにつれて、そこに描かれているエピソードが徐々に心に響いてきた。あまりにきれいごとすぎる気もするが、仕事や人間関係に疲れた現代の大人たちには是非おすすめしたい作品だ。
自転車でロスに向かうスミシーのエピソードと少年時代の姉ベサニーを巡る家庭状況を交互に描くことで、スミシーとベサニーの関係、スミシーがロスを目指す意味が徐々に明らかになっていく。それと同時に、スミシーを影で支えてきたノーマに対するスミシーの想いが次第に変化していく。これは、それまで家族をよりどころとしてきたスミシーが、ずっと想いを寄せていてくれたノーマの気持ちに気づき、旅を通じてひとりの男として成長していく物語なのだ。
“中年”と呼ばれる年齢である43歳の男が“成長”するとはどういうことか。本書でスミシーは親離れ、姉離れができない未熟な男として登場する。彼は大人になりきれず、家族に依存することで生きてきた。それが、一気に家族を奪われ孤独の身となる。この、はしごを外された状態から彼がひとりだちするまでが、本書のテーマなのだ。スミシーは旅を続けることで見知らぬ人々の優しさや厳しさに触れる。そして、実はいつも身近にいて彼を見守ってくれていたひとりの女性、ノーマの存在に気づくのだ。
本書を読んで、これはまさに現代の“大人になりきれない大人”を描いた作品なのだと感じた。
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